クラビットの添付文書の内容

「クラビット」についてご説明します。

「クラビット」は細菌増殖の原因になるたんぱく質の元になる核酸の生成を阻害し、細菌を死滅させる効果がある合成抗菌剤です。
従来の抗菌剤よりも抗菌力が強いのが特徴です。
気管支炎や肺炎、咽頭炎、喉頭炎などの呼吸器感染症をはじめ、中耳炎や副鼻腔炎などの耳鼻の感染症、角膜潰瘍などの目の感染症、尿道炎や膀胱炎などの尿路感染症の治療に使用されます。
また手術後の二次感染の予防に使われることもあります。

通常、成人の場合、1回100mgを1日2~3回経口服用します。
ただし症状によって服用の仕方は異なるので、自己判断での薬の増減は絶対に避け、添付文書の内容をよく確認して、医師や薬剤師の指示に従うことが大切です。

「クラビット」は副作用が少ないお薬ですが、発疹や光線過敏症などの症状が現れることがあります。
光線過敏症は日光に当たると皮膚が赤くなったり、水ぶくれになってしまうこともあります。
このような症状が現れた時には直ちに医師の診察を受けることが大切です。
意識障害を起こす恐れもあるので、「クラビット」を服用している間は自動車の運転にも細心の注意が必要です。
また非常に稀ですが、アキレス腱障害やアナフィラキシー、痙攣、幻覚症状、肺障害、大腸炎、不整脈などの重い副作用が起こる恐れもあります。
腎臓病を患っている方や高齢の方は副作用が起こりやすいので、服用の際には特に注意が必要です。

「クラビット」はフロベンなどの鎮痛薬と併用すると痙攣を起こしやすくなります。
またマグネシウムを含んだ胃腸薬や鉄剤などと一緒に服用すると「クラビット」の効果が薄れてしまう恐れがあるので、日常的に服用している薬がある場合には、必ず医師に伝えることが大切です。